トロピカル松村

カテゴリ: 国宝

いつも思うことがある。
いったいこの物の価値をどれほどの人がわかってくれるのか。
自分にとってはスーパースターのラリー・バートルマンだが、
ほとんどの人にとってはそうではない。
レジェンドか、現役か、日本人か、はたまたよく一緒に海に行く先輩か、
憧れのサーファーは人によって違う。
ラリー・バートルマンすら知らない人のほうが多いだろう。
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ただこのフィッシュに当時どれだけのサーファーが衝撃を受けたか。
彼のマニューバーをどれだけのサーファーがマネしたか。
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そんなサーフボードのオリジナルをゲットできたこと。
嬉しい。ただただ嬉しい。
本当に出会いに感謝したい。
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リペアはゆっくりじっくりやればいいかな。
ひとまず自分の持ってるツインを全部並べて、
フィッシュフライに参戦しようかしら。
Tropical Matsumura precents “80s FISHFRY”
なんて。当日忙しすぎてそんな暇ないな。

「ビンテージのライトニングボルトを持っている」
というと、ちょっとツウなサーファー、もしくはオヤジサーファーには絶対に聞かれる質問がある。
「誰シェイプ?」

この質問が何気に痛かったんですよね~。
でももうそんな質問にも臆する必要がなくなった。
70sスタイルに憧れたガキの頃から、いつかはオーナーになりたいと思い続けてきた。
願えば叶うものです。
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人それぞれですが、自分はいつもボルトの板に乗りながら、心のどこかで後ろめたい気持ちを持っていた。
そう、誰シェイプかわからないということに。
そもそも僕のボルトは本物なのだろうか、って。
でもようやく手にいれた。しかもカリフォルニア製。リーシュカップやロービングが無いから、おそらく70年代中期頃のスティンガー。
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これからは自信を持ってライトニングボルトのオーナーと言える。
自慢げにボルトのTシャツを着れる。

気が付けば自分の大好きなシェイパーが勢ぞろいしてきた。
ショーン・ステューシー、ジェリー・ロペス、ジェフ・ホー
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他にもネイサン・プラットなど大切なボードはありますが、アメリカのオークションならこの3本で間違いなく100万コースかな。

しかしときにお別れをするときもあります。
というかお別れをしてきたからこそ、ここまで洗練されてきた。
実際、今回はロペスを買うのにサーフボードを8本手放した。
買ってきたものを少しずつ良いものにチェンジしていきながら、今ではちょっとしたわらしべ長者になることができている。

さぁさぁ、次はどんなビンテージ物に出会えるのかな。

28歳にしてようやく手にしました。
LIGHTNING BOLT Gerry Lopez Shape
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私のLAGUNA TWINと、FさんのQZ/3がご対面。
長さはともに5'11"。乗り比べにはうってつけ。
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共にナロウなピークノーズ、Vボトム、ボキシーレール。
見る限り、乗り味はほぼ変わらないのではないか、と思っている。
ただ、ワイズとテールデザインを見る限り、
浮力とテイクオフスピードはQZ/3のほうがありそうなので、
僕とFさんの体重を考えればお互いのボードがベストマッチな感じ。

LAGUNA TWINはウイングスワローのツインだから、
ルースで、ターンのキッカケがクイックな印象。
対するQZ/3はスカッシュテールで鈍そうにも感じるが、
トライフィンセッティングと、テールのとあるデザインにより、
おそらくLAGUNA TWIN同等、もしくはそれ以上にクイックだろう。

そのデザインというのが、テールに施されたデッキコンケーブ。
テールのデッキ面、センター部分にスクープが施されていて超独特。
ステューシーのインスタグラムにQZ/3のプロトタイプがアップされていたが
この頃は1980年なので、まだテール形状も迷っていたようだ。
Fさんのはここから数年後の、QZ/3の完成形であるわけだから、
ボードとしての性能はほぼ間違いないだろう。(あとは僕らのスキルだけ)
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自分が思うにはこのスクープしたスカッシュテールは、テイクオフスピードを上げ、
なおかつスワローテールのような回転性を兼ね備えているのではないかと思う。

ってなわけで近々ふたつのサーフボードでセッションします。
インプレッションをお楽しみに!
ビンテージはもう絶対手に入らないので、欲しいと思ったかたはS DOUBLEへ!
(誰が得するねん!こんな変態インプレッション)
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最強のウイングスワローツインが2本。
勝るものなしです。

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